檜垣に格調高い桐竹鳳凰の地紋が織り出された海老茶色の色無地に、金銀糸の高貴な煌めきが上品な西陣織りの袋帯を合わせて、お正月に相応しい装いを目指しました。 飾りすぎず、きちんと感あるコーディネートは、新年のご挨拶まわりにぴったりです。 初釜・初詣・新年会など、晴れやかなお正月のイベントにいかがでしょうか。 出過ぎない装いは、お子様が主役の入卒式に付き添われるお母様にもオススメです。 【色無地】 紫綬褒章を受賞した花の写真家『秋山庄太郎』監修、彼の喜寿を記念して作られたお着物です。 紋意匠縮緬の生地はずっしりと重みがあり、たいへん上質な絹布が使われています。 共八掛には斜め滝縞に秋山庄太郎のサインとトレードマークの薔薇が織り込まれており、拘りの仕様です。 落ち着きある海老茶色は、日本人の肌によくなじむ伝統色で、年齢を問わずに長くお召しいただけます。 一級和裁士による国内手縫い仕立て。 ◆身丈(背中心)　156cm　 　　※肩からだと160cmあります。 ◆袖丈　49.5cm ◆裄　68.5cm ◆前幅　24cm ◆後ろ幅　29.5cm ◆広襟　ホック式 ◆銘入り桐箱あり 二度着用しましたが京洗いクリーニング済みです。 新品同様に気持ちよくお召しいただけます。 【袋帯】 反端を消失したので織元はわかりませんが、西陣製の六通柄です。垂れ先折り込み部分に『献上彩更紗文』の銘があります。 金銀糸だけで織られた豪華な帯でありながら気品に溢れているのは、左半分に無地場を残した柄付けだからでしょうか。 左右アシンメトリーなので、前胴の柄を二通り楽しめます。 小物を変えれば第一礼装にもお使いいただける、着用範囲の広い帯です。 ◆長さ　432cm ◆幅　31.0cm 二度使いましたが、キズ汚れ等のない美品です。 【帯揚げ・帯締め】 くすんだ紫濃淡からベージュへの染め分けが美しい、ちょっと個性的な雰囲気の帯揚げには、銀彩でさりげなく線柄が施されています。丹後ちりめん製。 帯締めは縄編みのような平打ちで、中央に通る黒×銀糸がアクセント。華やかな帯に負けることなく、装いを引き締めてくれています。 どちらも一度使用したのみの美品です。 ※単品販売価格 　色無地　25,000円 　袋帯　12,000円 　帯揚げ　3,000円 　帯締め　4,000円