⛰領土争いに翻弄され続けたプロセイン王国時代からドイツ時代に引き継がれた磁器メーカーで1930sに作られた美しい佇まいの貴重なトリオです。 ♡印象的なフォルム、22K装飾が美しく煌めいて、ラントラインのエンボス・流れるようなレリーフも繊細です。又、特徴的なカップフット。100才を越えた綺麗なままのアンティークです。キズカケ金彩の剥がれ、擦れ等見当たりません。 　サイズ　カップ　口径10.3㎝✖️6.5㎝ 　　　　　ソーサー　径15.5㎝ 　　　　　プレート　径20㎝ 日本では馴染みのないメーカーですが、ヨーロッパには沢山のコレクターがいます。既にトリオは市場に出回る事は稀で見つける事は困難です。 ■北東ヨーロッパの歴史的地名で、1701年に誕生したプロイセン〔Preußen〕と呼ばれる王国、ドイツ北東部バルト海南岸の大部分を占める地方に初期のAugust schweig磁器メーカーは設立されました。プロセイン王国、バイエルン王国等と呼ばれた時代です《1918年消滅》。 後に改めて1895年にAugust Schweig《オーガストシュバイク》はドイツ・ザクセン州にあるWeiβwasserに《ヴァイスヴァッサー》設立されました。ドイツザクセン、ポーランド、チェコ等の領土争いやナポレオン戦争の果てにドイツ文化圏に含まれ、工場は閉鎖されました。 Weiβwasserは19〜20世紀にはヨーロッパのガラス生産の中心地でした。 ⛰シューマンやババリア食器の故郷、バイエルンの実家のお隣に住んでいたSilesiaの磁器職人さんからお譲り頂いてから、大切に保管していたトリオです。 母は随分昔に『スイスでAugust Schweigのトリオを珍しく見かけた事があった』と、言っていました。ヒビカケ絵柄の擦れ等見当たらず美しいままですが、現在とは製造工程や技術も全く違っていた時代の貴重なアンティークです。長い間の保管と、アンティーク食器にご理解を頂ける方に、又、大切にして頂ける方にお譲り出来たらと思います。 ⛰初めましての方はプロフィールをご覧下さい フッチェンロイター・シューマンババリア・ ババリア食器・リンドナー・ローゼンタール・等、日本で良く知られている古いドイツ食器がお好きな方にご覧頂けたら嬉しいです♡